NPO法人スロラニュプロジェクト歯科部


by srolanh

2月現地活動に向けて

12月15日にスロラニュのミーティング・忘年会があった。

11月に福祉の方々が行かれたことの報告と2月に向けての話し合い。

それを受けて自分なりに考えたので、NPOのFacebookグループページに投稿した。

それをここにも貼り付けておく。


【2月現地活動に向けて歯科部より】
先週のミーティングで2月現地活動に向けた話し合いもあり、それに関して考えてみたりもしています。
ミーティングに参加されなかった方、現地活動に参加されない方には何のこっちゃ、という感じでしょうがお許しを。
参加メンバーに見てもらえる閉ざされたグループがここなのでここに挙げます。

2月現地活動の具体的なプランニングは1月に集まって詰めることになるでしょうが、それまでに歯科部リーダーとして頭の整理も兼ねて。


◆2月の主な歯科部の活動◆

スロラニュ小ブラッシング指導2クラス(幼・1年/3年)
ドントロー中歯科啓発(救急救命講習とセット)

障がい児デイサービス(障がい児個別口腔ケア)
孤児院の子どもたちの歯科健診・口腔ケア
ピッチ日本語教室訪問(生徒にロンタくんやってもらう)

師範学校で歯科啓発(障がい福祉啓発・救急救命と並行)
アプサラ機構救急救命講習補助
バンゴア村訪問(井戸支援視察・歯科啓発)

ワット・ボー障がい児支援に同行


◆メンバーについて◆
上の歯科部の活動を行うにつけ、みなさんにサポートしてもらわなければならないと思っています。
中でも、主にサポートしてもらうのはやはり佳純と松井さんです。
(スロラニュ小・ドントロー中では高橋隊長頼りにしています)
松井さん、前々回、前回に引き続き畑違いですがどうかよろしくお願いします。


◆新たなチャレンジ◆

その1 孤児院での活動時の歯科助手養成
孤児院で高橋隊長が実践されていることのマネをしたいと思います。
救急救命講習を男子年長者に重点的に指導しておられる方式を歯科部でも取り入れたいのです。
歯科部では女子年長者を歯科部の助手として動いてもらおう、という案です。
前回すでにロンタくんを4人娘にやってもらいましたので、それはもちろん継続し、さらにそれ以上のことを彼女らにやってもらおうという構想です。
孤児院の子どもたちの歯科健診・口腔ケアを彼女たちに手伝ってもらおうかと。その前の障がい児に対する口腔ケアから全面的に関与してもらうのがよいと考えます。
彼女らに障がい児や年少者のブラッシング(寝かせみがき)をやってもらう。
そのためにもドントロー中の活動後、7月と同じように孤児院に寄ってあらかじめそれを伝えたいと思います。

しかし、そうすると彼女たちの動きが制限されるのですが、そこを了承してもらうことが必要になります。
孤児院で彼女たちとふれあう時間がこれまでのように取れないかもしれません。
それでもよろしければ、ということになりますので、お願いってわけです。


その2 他団体とのコラボ
師範学校では広島大歯学部小児歯科学講座の方と情報交換をしながら互いにプラスになるような指導をしたいと思っています。
今回我々の活動後ほどなく広島大の方々が訪れて、師範学校1年の学生対象に歯科指導を行うそうなので、互いに補い合いましょうとやりとりしています。
7月にすでに行ったやり方の継続ということになるでしょうが、ブラッシュアップしたいと考えています。
師範学校での歯科啓発は服部さんからも要望をいただいたので、改善して行いたいと思います。


その3 歯科啓発時のカンボジア人巻き込み
ロンタくん(パペット)を用いた歯科啓発をするときにこれまで以上にカンボジア人に参加してもらえないものかと考えています。
たたき台としてピッチの日本語教室の生徒にやってもらうつもりです。
師範学校ではすでに前回やってもらい、好感触を得ています。
スロラニュ小やドントロー中で行う時にもパペットを操る側にカンボジア人に参加してもらう、というのを導入できたらと思います。
もしバンゴア村でもできるなら、やってみたいです。


というふうに今考えているわけです。
どれだけ実現できるかわかりませんが、活動全体のプランニングをする際に考慮してもらえるとうれしいのでこうして事前に投稿しました。
特に師範学校でのタイムマネジメントは大切と思いますので、各部門で十分に希望など出し合って計画を立てましょうね。

また、参加される方に限らず2月に参加されない方も、ご意見等ありましたらお寄せ下さい。
励みにもなりますので。

ゆくゆくはワット・ボー小での障がい児支援の中で歯科部として関与できればなあとは思うのですが、そこは要望をいただけたら幸いです。

歯科部として、求められる活動をしてお役に立ちたいと思っています。
よろしくお願いします。(長々と失礼しました)


この投稿の内容がどれくらい実行できるか。

これからまたゆっくり検討したいと思う。


# by srolanh | 2018-12-31 17:03 | 思い・考え | Comments(0)
11月13日の読売新聞朝刊で目に留まった記事があった。
第25回読売国際協力賞の記事。

c0324250_15244249.jpg

ルワンダで虐待などで傷ついた人に対し義肢をつくる日本人女性、ルダシングワ真美さん。
こういう人こそ立派な人だと思う。

まったく足元にも及ばない。

印象的だったのがここ。

c0324250_16191112.jpg

「障害者を助けたいというより、単に自分の技術が生かせる場所があればいいという感覚」

こういう感覚だからこそ、なんだと思う。
すばらしい。

「障害者を援助するという気持ちだと、逆に障害者との間に壁が出来ると感じる」

なるほど。
考えさせられます。

# by srolanh | 2018-11-14 18:00 | 思い・考え | Comments(0)

活動報告会

8月18日18時から、コップン7カフェにて7月の活動報告会が開催された。
久しぶりのメンバーとともに活動映像を見て振り返り。

参加メンバーにとっては記念になる映像。
参加できなかったメンバーにとっては様子を見ることができてまた行きたくなる映像。

須藤先生が作成してくれたフォトブックも受け取った。
これも貴重なツールだ。

さっそく待合室では活動映像を流し、フォトブックも置いてます。

c0324250_15415629.jpg

次の現地活動は11月に福祉部のみが行き、全体はまた来年2月。

どんなメンバーで2月に訪問できるか、楽しみだ。

# by srolanh | 2018-08-27 15:43 | 国内活動 | Comments(0)
2018・7・6 ~ 7・10 スロラニュプロジェクト現地活動

歯科部現地活動報告まとめ

c0324250_00024924.jpg

今回は歯科部のメンバーはリーダーのomori-shのほかは福祉系職員のMさんと看護師のNさんの3人。
他の歯科医や歯科衛生士はおらず、その意味でも原点回帰を自分のテーマとして挑んだ。

縦割りになりがちな各部門を横断的に見ていくことも今回の自分の課題とした。
また、他団体との連携も視野に入れ、「つながる・ひろまる・ふかまる」の実践を目指した。
活動内容では、「カンボジア人にやってもらう」を意識した。

どれだけ目標を達成できたかは各記事を参照いただきたい。

個人的には10回目の現地活動参加ということで、これもまたひとつの節目かなと考えている。











c0324250_02164012.jpg

終わってみれば今回もたいへん充実し有意義な活動だった。
今後の課題については、簡単に改善できるものではないかもしれない。
それでも、小さなチャレンジをし続けることが大切だと思う。

次回もメンバーとコミュニケーションをしっかりと交わし、参加できればと空想している。

以上

# by srolanh | 2018-07-15 02:18 | 現地活動 | Comments(0)

参加した他の活動

今回参加した歯科部以外の活動は、主に次の2つ。

7/9 アプサラ機構での救急講習
7/10 スロラニュ小 算数授業

救急講習は初日のドントロー中でもサポートした。
基本的な内容は同じ。

c0324250_00594161.jpg

今回歯科部に参加してくれた看護師のNさんは救急部でも働いたことのある方で、胸骨圧迫もさすがという腕前。
アプサラ機構の方々にも身振り手振りでアドバイス。

c0324250_01011524.jpg

他部門の活動の際、臨機応変にサポートできるのが望ましいと思う。
他部門の活動時にはただ見てるだけ、というのでは、同行している意味がない。

助け合い、融合することで次の一歩が見えてくるような気がする。

互いに遠慮し合って我関せずになってしまわないよう、歩み寄りたいと思う。

そして互いにいいなと思うやり方があればマネをしていけばいい。
わたしも今回高橋隊長のやり方をずいぶん参考にさせてもらって、参加型に、そしてカンボジア人主役を意識した。

c0324250_01052793.jpg

活動が多岐にわたるようになり、並行に実施されているときの裏の活動についてはよくわからないというのが事実。
障がい児に対するアプローチに関してはどうしてもじっくりと見ることができぬまま終わったのは残念だった。


須藤先生の算数の授業は最終日に同行させてもらい、感銘を受けた。

c0324250_01100222.jpg

初日に実施した習熟度テストの結果をもとに、その子の実力に応じて計算カードを渡し、これをやりなさいと指導されていた。
まさに個別対応。
その子のレベルにあった細やかな指導のやり方。

大勢の子ども相手にそこまでするのかと感服。

c0324250_01124020.jpg

もちろん計算という限られた単元だけだけど、そこで壁にぶち当たっている子どもたち、そして何よりどう指導すべきか悩む若手教師にとって心強いだろう。
計算を毎日くり返し、できなかった10の分解や繰り上がりのある足し算や繰り下がりのある引き算ができるようになれば、他の学習内容にも好影響を与えるだろう。

計算カードをやりなさい、と指示されて静かに取り組む子どもたちの姿を見て、毎回参加しているメンバーはこんな静かに勉強している姿はじめて見た、と話していた。

ということは算数の授業でも今回大きな前進があったと言えるだろう。

c0324250_01173204.jpg

計算ができることは生きる力につながると思う。
店員になるにしてもお金の計算ができなければ雇ってもらえない。
電卓をたたけばいい、というものではないから。


また、孤独な教師のアドバイザーとしての役割も重要だ。
カンボジア人は日本の教育に憧れを持っていると想像している。
日本をまねるのは正しいと認識しているだろう。

日本から多くの教材を集めて持参し、カンボジアの子どもたちに役立てようという須藤先生の熱意が報われることを祈る。


障がい児教育部門を担う浅原先生とは初日に幼稚部で少しだけ連携をさせてもらった。
師範学校では学生たちに障がいについてのビデオ上映、アンケートを実施。
最終日はワット・ボー小で先生方と障がい児の存在について調査し、対処法の検討に入った。

c0324250_01301294.jpg

これからスロラニュプロジェクトにおいては障がい児支援がメインになってゆく。

そこでどのように歯科として関わってゆくのがよいか、あらためて考え直す必要があるだろう。

うまくコラボして、おもしろい活動ができたらいいなと思う。



その他、参加した活動として、バンゴア村訪問に同行し、チャンニーのお母さんにも会ってきた。

c0324250_01322097.jpg

こうした丁寧な個別訪問も欠かしてはならない活動だ。
顔を見せるだけで、滞在時間は短いけれど、足を運ぶかどうか、というのがものすごく大事だと思う。
人の心というのは、小さいけれども大きなたったひとつの行為に揺さぶられるものである。

カンボジアに行って、何ができるか、ということをしばしば考える。
たいそうなことはできなくてもいいのかなと思っている。

10回の訪問を終えて、つくづく思うのが、会いに行きたい人がいる、ということ。

彼ら彼女らに会いに行く、というのが主たる目的になっても、いいんじゃないかな。


孤児院の子たちに会いに。
通訳のピッチ、そしてコーディネータのパンナに。

いつも世話になるイキイキゲストハウスの人たち、そしてそこにいる犬に会いに。
そのために、次回もまた、何ができるか考えることになる。

c0324250_01423452.jpg

# by srolanh | 2018-07-10 11:56 | 現地活動 | Comments(0)