2015年2月24日(火) 4日目の活動
しっかりお勉強するんだよ。
ほどなく休憩時間に。
子どもたちの情報を先生に教えてもらう。 名前や生年月日など。
こういった現状も。 飴をくわえる習慣を変えなければむし歯から子どもたちの歯を守ることはできない。これがたいへんに難しいことは明らかだ。 一度覚えてしまった甘い味はそう簡単にやめられない。 歯のことはおいておいて、子どもたちが無邪気に遊ぶ姿は見ていて心が和む。いい笑顔だ。
働き者になってね。 きっといいことあるから。
見ていると、ここにもいろいろな子がいる。 個性がさまざま。
次回会った時、覚えててくれるかな。
スロラニュ小学校の次は、市場。 校長先生の奥様に、新デザインのスロラニュTシャツを渡す。 市場では、孤児院に届ける食材などを購入。孤児院から月々の食費を支援してほしいという話が。 月100ドルでも積み重なると少なくない額になる。
賛助会員のみなさんにはぜひとも支援をお願いしたい。
豚肉や野菜を購入。わずか数日でも、しっかり食べてもらう。 栄養つけて、健康に育ってもらいたい。
孤児院の前に、デイサービスに参加してくれたソンポー宅へ。
10月から支援するようになったソンポーの家は孤児院からほど近い村にある。 ここの村は水に恵まれている。
ソンポーはデイサービスでもけいれん発作を起こしてしまった。 音に敏感らしい。
デイサービスでは口腔ケアをする前に発作が起こってしまい、無理しないことにした。 なので、口の中の様子を改めてみさせてもらった。
上顎前歯は発作の影響で失ったらしい。 気の毒だ。 臼歯部もカリエスが深刻である。
抵抗しながらも、ブラッシングさせてくれた。緊張があるから、開口保持は難しい。 なので舌側はみがけず。
おつかれさま。
きょうだいたちにも、ハブラシをプレゼント。 ここの村も、好きな雰囲気だ。 時間がゆっくり流れている。
ちょうど昼食の時間に孤児院へ。 どんな食事をしているか、確認。
ご飯を何度もおかわりする男の子たち。 おかずがとても少ないからね。
十分かどうかはわからないけれど、これから少しずつ食費支援をすることに決まった。
移動 12時~13時半
トゥクトゥクでの長距離の移動は結構ハード。
昼食
ソペアの住む村へ。
3歳だけどなかなか大きくならないソペア。
ゆっくりだけど、成長している。 首もしっかりしてきてる。 歯は生えてないけど。
自力で移動できるようになりますよう。 がんばれソペア。
この村には日本語教室を主催しているピッチというガイドが住んでいる。 幸いにもピッチに会うことができた。
歩いてピッチの家へ。 わずかの距離。 ソペアがつなげてくれたピッチとの関係。
ピッチはガイドとして働きながら、ここで村の子どもたちに勉強した日本語を教えている。 お母さんたちは麺(ノン・バンチョ)を作っていて、その様子を見せてもらった。
できたての麺はもちもちした食感で、おいしかった。
今後ピッチともまた、うまく手をつないで活動できればいいねと。 彼の日本語学校を支援して、ピッチにはカンボジアでの活動時の通訳として協力してもらえたら。
現実として、ピッチはガイドの仕事が入ってくるのを待ってるけれど、なかなか仕事をもらえないらしい。 今回、ピッチを指名したはずなんだが、それがうまく伝わらなかった。 もしかしたら、会社内で何かあるのかもしれない。
仕事がないというのは、本当に切実な問題だ。
今後は直接ピッチとやりとりすることになるから、だいじょうぶだね。
今後に向けて、有意義な最終日となった。
そしてまた、この近くの小さな遺跡をパンナが案内してくれた。
遺跡めぐりありの活動が終わった。宿に帰って、メンバーで1時間ほど4日間のふり返り。 熱い気持ちのうちにということで。
記憶が消えてゆく前に、残しておいたほうがいい。
なのでこうして、レポートに残す。
ぎゅっと濃縮された、充実の活動だった。 これからの可能性も感じることができた。 わたし自身、次につながると思う。
孤児院で、別れ際に See you again! と手を振ってくれた年長者がいた。 そう、そうなんだ。 また会える。
最終日は3日間で不十分だったことや新しい課題に向けての情報収集を。
訪問先
スロラニュ小学校
ソンポー宅
孤児院センター
ソペア宅
ピッチ(村で日本語教室を開いているガイド)宅
8時出発 スロラニュ小学校へ
平日の小学校の様子を見て、休憩時間に教師に障がいをもつ子どもの確認。
知的障がいのほか、視覚障がいの子は複数存在するという情報。
カンボジアは基本的に学校は二部制で、午前か午後のみの登校。
現在スロラニュ小学校では朝食が提供されていて、午前に授業ある子だけもらえる。
午前か午後かは日によって変わるらしい。
朝食のお世話をしているお姉さんたち。
井戸にはポンプが設置され、子どもが落ちてしまわないように蓋も。
スロラニュ小学校は分校で、幼稚部と低学年が通う。
教室は2つ。
授業風景。
子どもたちに囲まれる石倉さん。
人気者だ。
作業する姿がまたかわいい。
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by srolanh
| 2015-02-27 01:23
| 現地活動