NPO法人スロラニュプロジェクト歯科部


by srolanh

村人とのふれあい(バンゴア村)

2月10日には、たいぞーさんが井戸建設支援をしておられるバンゴア村を訪問。
その日の予定はまず村人に集まってもらって、救急救命講習。
救急救命士の高橋さん・木原さんが講師となって、村人に指導。
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お寺のお堂で人命救助の話。
三角巾を配布して、怪我した時の対応を説明。
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村人に参加してもらうと盛り上がる。

続いてせっかくだからと歯科医のぼくの出番。
長くなると申し訳ないので、短く「歯をたいせつに」、という内容を話させてもらった。
その場で出番があることがわかったので、急遽話す内容を考えた。

まず、簡単に自己紹介。
続いて、3つみなさんに質問をした。
1 毎日ハミガキをしていますか
2 歯が痛くて困ったことがありますか
3 歯科医院に行ったことがありますか

「甘い飲み物やお菓子はおいしいけれど、あまーいお菓子を食べてばかりいると、むし歯になってしまいます。
子どもの歯をむし歯から守るのは、大人の責任です。
子どもの歯がむし歯にならないように、食べた後はハミガキをしましょう。

カンボジアに来て、糖尿病の人が増えていると聞きました。
甘いものは、糖尿病にもよくありません。
そして、糖尿病になると、歯周病にもなってしまいます。

歯周病は知っていますか?(歯周病が訳しにくかったみたい)
歯周病は、とっても恐ろしい病気です。
歯ぐきから血が出て、歯がグラグラしてきて、ついには歯が抜けてしまいます。

歯周病を予防するのは、とっても大切です。
予防の第一は、ブラッシングです。
奥までていねいに、力を入れすぎずに、こきざみに、3分から5分はブラッシングしましょう。

それでは、みなさんに、ハブラシをお配りします。
そのハブラシで、今日からきれいにハミガキをして下さい」

この後、参加型でいきましょうということで、大人と子ども一人ずつに染色と、寝かせみがきをさせてもらう。

村人たちが、一斉に高齢の女性を指さした。
普段から歯で困っていることをみなさんご存じらしい。
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右上4がグラグラ。

子どもも右上Dの近心根が抜けずに不快な思いをしていたみたい。
下顎臼歯部にも問題はあったけれど、右上Dの残根は抜いたほうがいい。
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高齢の女性は65歳で、カンボジア人としては長寿。
抜いてほしいということで、抜歯することにした。

簡単に抜けたので、それを見ていた子どもも、はじめは恐れていたけれど、抜歯することになった。

抜歯以外の処置は難しい。
でも、抜歯だけでも、喜ばれる方は多いと思う。

歯科医院が近くにない村でのこういった啓蒙活動は、意義があると感じた。
今後のスロラニュ歯科部の活動としては、重要な役割に違いない。
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by srolanh | 2014-02-17 14:04 | 現地活動 | Comments(0)