NPO法人スロラニュプロジェクト歯科部


by srolanh

スロラニュ小学校でのブラッシング指導

2月9日(日)、いよいよスロラニュ小学校でのブラッシング指導。
この日はブラシング指導のほかにもいろいろとイベントが企画されていて、同時進行だったから、うまくいくか心配だったけれど、まあ何とかなるだろう、と開き直った。

まずは代表からのあいさつ。
通訳はパンナさん。
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子どもたちに、歯のたいせつさを感じてもらうため、甘いお菓子ばかり食べていると、むし歯になりますよ、むし歯を防ぐためにはハミガキが必要ですよということをパネルシアターで見てもらう。
パネルシアターは、若い二人が担当してくれた。
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彼女たちは障がいを持つ幼児が通う施設の先生。
ぼくの原案をもとに、二人でアレンジしてくれた。
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子どもの表情が変化し、バイキンが現れる。
動きがあっておもしろい。
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子どもたちの目は吸い寄せられている。

こちらの子どもたちは、とても素直だ。
じっと見てくれる。

日本から来た歯医者ということで紹介してもらった。
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今日はこれからみんなに歯ブラシを配ってハミガキをしてもらいますということを言って、そのあと、4人ほど前に出てきてもらって、実演。
歯垢染色液は、子どもたちにとってインパクトがある。
染色なんて、はじめての経験。
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赤が濃いところにバイキンがいっぱいついていますよ~
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さあ、がんばってキレイにハミガキしましょう。
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今回、簡単な口腔内診査もしてみようと考えていた。
下顎臼歯部を写真で記録し、むし歯の程度を4段階で判定。
全員は不可能なので、一部を対象に。
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もちろん個人差はあるけれど、臼歯部にむし歯がない子は少なく、乳臼歯は崩壊しつつある子が多かった。
すでに第一大臼歯が残根になっている子も。
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他のイベントと並行だったので、かえってそれがよかった。
30人くらいずつを4回。

あるクラスで、毎日ハミガキしているかどうか尋ねて、挙手してもらった。
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予想以上に手が挙がった。

全員を染色し、紙コップとハブラシを配布し、ブラッシング。
手鏡で見てもらいながら。
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今日のことが記憶に残ってくれますよう。
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洗面所はないので、うがいは校庭で。

だんだんと要領がつかめてくる。
歯科関係者はぼくだけだったから、スタッフも初体験のことばかり。
メンバーのみなさんにも興味を持ってもらえたら。

子どもたちは、嫌がることなく、させてくれる。
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学校の前に駄菓子を売る店があるので、お菓子を食べるなとはいいにくい。
せめてハミガキはしなくちゃいけないと覚えてもらいたい。
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ハブラシが高価で、なかなか買えないという事情もあるだろう。
今回渡した一本を、大切にしてほしい。
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第一大臼歯をむし歯から守ることができたらと願う。

今回、行き当たりばったりで臨機応変なやり方であったのにも関わらず、そこそこうまくできたように思う。
一度に30人程度にして、同じことを繰り返したことがよかった。
裏を返せば、ほかのイベントとの同時進行じゃなければ、うまくいかなかったかもしれない。

2教室にわかれてするならば、指導するスタッフが2組必要。
診査は全員を対象としなければ、それでもできる。

とにかくぼくにとってははじめてだったので、収穫は多い。

校長も話していたが、「貧困層ほど歯に対する意識は低く、むし歯も多い」という状況だろう。
ただ、もっとひどいかもしれないと危惧していたので、少しほっとした。

そのほか気になったことでは、口唇裂の子の割合が多いと感じた。
そして、その子たちは、ちゃんと手術を受けている。
アンコール小児病院があるからだろう。

スロラニュ小学校でのブラッシング指導について、引き続き反省と改善をしたいと思う。
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by srolanh | 2014-02-16 11:53 | 現地活動 | Comments(0)