NPO法人スロラニュプロジェクト歯科部


by srolanh

2018年2月の活動報告

スロラニュ歯科部として、9回目の現地活動。

今回のテーマは「一皮むける」。

毎回、自分なりにテーマを決めている。
今回なぜこのテーマにしたかというと、スロラニュプロジェクト本体が一皮むけそうだから。

福祉部のメンバーが強化され、福祉チームが何かをはじめようとしている。
大きな一歩を踏み出すとき。

歯科部としても、一皮むけなければ、という思いを込めて。
メンバー共通の活動指針は、「未来の子どもの歯を守るためにできることを」を掲げた。

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短い日程の中でできることは限られている。
その中でどれだけできるか。
新しいチャレンジをして、うまくいかないことに頭を抱えながらも手応えを感じた活動だった。


2018年2月9日~13日のNPOスロラニュプロジェクト歯科部現地活動
参加できていない活動もある。
あくまで歯科部の視点。












以上


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# by srolanh | 2018-02-19 00:31 | 現地活動 | Comments(0)
2月13日 9:00 スロラニュ小学校 算数の授業 教育部

定年退職した小学校教師が、カンボジアの教師にアドバイス。
これもまさにプロのボランティアだ。

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いかんせん、小学校の先生の入れ替わりが多いので、来年また違う先生に伝えなければならないかもしれない。
それでも、向上心のある先生で、日本人教師のやり方を参考にしたい、という先生であれば伝えてほしい。

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その先生が異動になっても、ここで覚えたやり方を次の学校でも行い、また同僚に伝えてくれたら、どんどん広まる。
考えようによったら、長く寄り添わねばならないことでなければ、どんどん先生が入れ替わってくれたほうが広まる、とも言える。

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特別支援授業、となると少々話は変わるかもしれない。
どうしても時間がかかる。
でも、いつか発達障害の子に対してもアプローチできるカンボジア人教師へのアドバイスができる日がくるかもしれない。

根気よく続けていきましょう。

本校のドントロー小学校へ。
子どもたちが寄ってきてくれたらしく、口を開けて写真を撮らせてくれたらしい。
カメラマンは娘。

小学生の口の中にはやはりむし歯が多い。

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既に6歳臼歯に大きな穴があいている。
数年で崩壊してゆくだろう。


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こういうのを防ぎたい。
険しい道のりだろうけど。
だって、小学校の中にこういう店があって、いつでも子どもたちはお菓子を手に入れ、口に入れている。

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これが現実。
店をやめさせる交渉がぼくにできるかというと、正直のところ、今はできない。
カンボジア人が気づいて自然になくなってゆくことを期待したい。

こちらに到着した夜に松岡教授からいただいた教材。
4年生以上が対象ということでこちらへ。

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ドントロー小学校で有効活用されますように。

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午後の授業を見学。

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教育部の活動も年2回でどれだけの成果が上げられるか、わからない。
でも、決して無駄ではないと思う。

継続して、アプローチしてほしい。

おつかれさまでした。

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# by srolanh | 2018-02-13 13:17 | 現地活動 | Comments(0)
2月13日 7:30に集合し、アプサラ機構へ

【本日の活動】
午前 アプサラ機構 救急救命講習/スロラニュ小学校算数の授業
   個別訪問
午後 後片付け
(3名は終日遺跡観光)   


3組に分かれる最終日。
アプサラ機構に8人、スロラニュ小学校に3人、観光に3人。

歯科部はぼくと歯科衛生士がアプサラ、娘が小学校へ。


スロラニュプロジェクトの活動の中でも最重要のアプサラ機構での救急救命講習。
公的な機関での講習だから、NPOの信用度にかかわる。
ここで評価されることで、NPOの株が上がるといっていい。

そんなことを言うと隊長にはプレッシャーだろうけど、事実だ。

今回で3回目。
継続して依頼があるので、職員全員が受けるべき講習になるかも。

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救急救命チームには若手が一人か二人参加してくれてて、隊長のサポートをしていたけれど、今回は若い衆はいない。
だからわれわれでサポート。

何度も隊長の話を聞いているんだけど、いざやるとなると、あれ、どうだったっけ、となってしまう。
つくづく、繰り返しの重要性を思い知る。

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胸骨圧迫については、初めての人もずいぶん様になっている。
何となく知っているんだろう。

でも、こんな人形を使うのはきっとはじめて。
動画を撮影し合っている。

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2時間半の講習なので、みっちりできる。
飽きさせない工夫を凝らしながら、展開してゆく高橋隊長。

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パンナとの呼吸もどんどんよくなって。
隊長が答えようとしていることを先に答えてしまうこともあるけど。

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三角巾を用いての救急対応の方法をレクチャー。
ダンボールを添え木の代わりに用いて。

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毛布を用いて簡易担架にする方法も伝えた。
ちょうどよく毛布があるかはわからないけれど、必ずヒントになるだろう。
遺跡で観光客がトラブルに遭ったとき、適切な対応ができたら、国のイメージがアップするだろう。

退屈しない講習なので、2時間半があっという間に終わった。
隊長、おつかれさまでした。


移動が車なので、楽ちん。
個別訪問は故チャンニーの家から。

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高齢の両親は体にも不安を抱えている。
でも、小さかった孫たちは着実に成長している。
貧しい村での暮らしが少しでもよくなりますよう。

残念なことに、井戸が涸れてしまったらしい。
井戸支援が必要になる。
水が出ますように。

続いてリナー。
学費を援助している。

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目に障害を抱えているリナー。
メガネも新調しないといけないようだ。
しっかりお勉強がんばってね。

これで本体の活動は終了。

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# by srolanh | 2018-02-13 10:10 | 現地活動 | Comments(0)
2月12日 14:50 1979年1月10日高校・中学校
救急救命講習(高校生対象)+ブラッシング指導(中学1年生対象)

14時からの予定だったがお坊さんの講義?の影響でスタート時刻が変更になった。
スケジュールが押し気味だったので、ちょうどよかった。
はじめて訪れる高校はアンコール小児病院のそばで、門をくぐるとバイクの数に圧倒された。

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救急救命講習は高校生対象。
われわれ歯科部はそれと並行して中学一年生2クラスに対しブラッシング指導。

中学生バージョンは初日にドントロー中学で行ったパターン。
ロンタくんのあと、新しいスケッチブックを使う。

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ロンタくんに対する反応はまあまあ。
都会の中学生だからね。

ぼくからはまず、あなたの夢を教えて下さい、というところから。

ダンサーになりたいという女子や医者になりたいという女子、警察官になりたいという男子やエンジニアになりたいという男子。
なかなかはっきりと将来のビジョンを描いている。

そもそもそういう夢をみんなの前で口にできるというのがたいしたもんだ。
日本の中学生に尋ねたら、どうだろうね。

そこからそのためには心身が健康でなくてはならなくて、そのために歯は大切だよという展開。
内容はドントロー中学のときと同じだけれど、通訳がパンナからピッチに替わってる。

たぶん、通訳が違うと生徒たちが受ける印象は違うんだろうな。

いずれにしても、反応は悪くなかった、と思っている。
ただ、もうちょっとうまく語りかけられたらいいなあ、と悔しさも残った。

染色をするとき、自分で塗ってもらったらいいのではという提案があったので、そうしてもらうことにした。
そのほうが、効率がいいから。

染色液がついた綿棒を一本ずつ配り、自分で鏡を見ながら歯に塗ってもらう。
なかなかやろうとしない子にはアシストを。

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ちょっと手を添えてやると、躊躇していた子もやってくれる。
みんな素直だ。

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福祉のメンバーも手伝ってくれた。
欲を言えばもっと初参加の福祉の人たちに歯科部の活動に関わってもらいたかった。
子どもたちとのふれあいを体験してもらいたかったのもあるし、それよりもとにかく歯科部は瞬間的に人手が必要だから。

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大勢を相手にしているので、手があると、効率が上がる。
それで何分短縮できるのかというと、大したことはないだろうけど、流れがよくなると思う。
元々歯科部だけで5名参加予定だったので、5人いたら十分だっただろうけど。

歯科衛生士からのワンポイントアドバイス。

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ブラッシング指導が終わると、4人の生徒を指名し、インタビュー。
障がい児がクラスにいたらあなたならどう対処しますか?

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福祉チームはこの後救急救命講習のほうに移動し、そちらでもインタビュー。
いろいろな世代に対してインタビューを行ったことになる。
おつかれさまでした。

歯科部最後の活動となる2クラス目。
ラスト・ロンタくんは娘が担当。

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次回の活動でロンタくんを誰がするかはわからない。
今回の二人がまた参加できるか未定だから。
いずれまたやってくれると信じている。

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カンボジア人にやってもらえたら、という思いもある。
そういう日が来たらいいな。
歯科部として、進化は続けたい。

でもその歩みはゆっくりでいいと思っている。
ゆるやかな階段を上ってゆく感じでいきたい。

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メンバーが慣れてきた頃に、終わりがやってくる。
それでいい。
できるようになった、という感覚が必要。

中学生の女子の反応もさまざまで、中には恥ずかしくて机の下に隠れてしまう子も。

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年が近いと親近感があるんだろうね。
男子と笑顔を交わす娘。
いい思い出ができました。

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改善の余地はあるにせよ、いいイメージで歯科部としての活動を終えることができた。
またメンバーが替わったり、対象が替わったりすると対応していかなければならない。

でも、伝えたいことは同じ。

「未来の子どもの歯を守る」

もちろん出会った子どもたちの健康増進に寄与することが目的なんだけど、その先を見ていきたい。

救急救命講習の会場へ行くと、そろそろ終わる頃。
最後に、受講証の贈呈。

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救急救命は、明日のアプサラ機構が残っている。
隊長、がんばれ!

この日の活動はこれにて終了。

歯科部は宿泊しているゲストハウスの移動。
朝荷物をまとめてチェックアウトして預けていた荷物を持って次のゲストハウスへ。
歯科部の荷物は本体が宿泊しているイキイキゲストハウスに預かってもらって。

これがわれわれ歯科部にとってけっこうな負担だった。
一泊別のゲストハウスに泊まったら、また翌朝チェックアウトして荷物を預けて活動し、再度元のゲストハウスにチェックインなのである。
メンバーが増えると、そういう苦労も生じる。

それもまたいい経験ではあったけど。

夜はOHANAで活動振り返り。
恒例の全員が一言ずつ。

それぞれの思いがあった。
今後に向けての前向きな話もあって、新たな楽しみもできた。

さあ活動はあと少し。

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# by srolanh | 2018-02-12 16:02 | 現地活動 | Comments(0)
2月12日 孤児院再訪

孤児院には来るたびに市場で買った食材をプレゼントしている。
国から孤児院に下りる予算はとても少なく、栄養のある食事を取ることが難しいくらい。

したがって、スロラニュプロジェクトからは毎月一定額、支援を継続している。
十分な栄養がなければ、丈夫な体になれない。

孤児院チームは孤児院の子たちに会いたい、というメンバーやデイサービスに参加できなかったソンポワの口腔ケアをしたい、というメンバーなどが加わり、代表以下6人。
コーディネーターが体調不良となりゲストハウスで休憩するという異例の事態でもあった。

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ちょっとしたアクシデントはあったみたいで、そのおかげで孤児院の子たちと長くふれあえたと喜ぶ若者二人。
うちの娘は孤児院の子たちのことが大好き。
とてもわかるよ。

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ソンポワくんの口腔ケアのためにやわらかいハブラシを持参していただけに、衛生士のやる気スイッチもオン。
デイサービスに来ることができなかったのは、ソンポワのお母さんが腰を痛めて動けないかららしい。

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歯科部としてもソンポワくんの口腔管理は継続していきたいと前から強く思っている。
エンシュアのおかげで少々ふっくらしたソンポワ。
褥瘡もずいぶんと回復に向かっているという。

やっぱり栄養だ。

ソペアが暮らしていた村、オートテュン村にも6人が訪れた。
ピッチもこの村に住んでいる。

ソペアのお母さんに、寄贈物を渡し、村の人たちにも配ってあげてほしい旨を伝えた。

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ソペアのお姉ちゃんもすっかり大きくなって。
現在ピッチの日本語教室で日本語を勉強中。

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ピッチの日本語教室では子どもたちが日本後で簡単な自己紹介を。

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みんななかなかお上手。
「わたしの名前は○○です」
「将来は○○になりたいです」

顔ぶれもずいぶん馴染みになってきた。

そしてここでもまたロンタくん。
教員経験者は何でもそつなくこなす。

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アドリブでおもしろおかしく。
さすが。

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すっかりわれわれのメンバーになったピッチ。
奥さんが来ているバカボンのパパTシャツは関空のユニクロで見つけたもの。
ピッチにお土産としてプレゼントしたら奥さまが気に入ってきているらしい。

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お嬢さんはもうすぐ2歳。
お誕生日のパーティーを計画しているとか。
こちらでは女の子の2歳を盛大に祝うそうな。

みんなから愛されるピッチ。
本当に助かっている。

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# by srolanh | 2018-02-12 12:56 | 現地活動 | Comments(0)